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• 水曜日, 5月 08th, 2013




色白をほめているに違いないですが、隠した七難ってなんだろうとかえって気にかかります。

バーゲン品などで、少々難があるからこの安さ、というのはわかるが、七難もあっては売れ残りは免れないだろうと気がもめます。

この七難、難点が七か所あるというのではなく、種々の、という意味です。

七面倒とか七転八倒という表現と同じで、たくさんあることをそういいいます。

江戸後期の戯作者、式亭三馬の代表作「浮世風呂」には「まだしも色白だから七難も隠すけれど」とあります。

美人の条件は時代によって変わるが、色白は、いつの時代にも必須のようです。

井原西鶴の『好色一代女』に当時の理想像が記されています。

それによると、「顔は少し丸く、目は細くなく、眉が太く両方の眉の間がゆったりとして、口は小さく、歯並びはくっきり目立つほどで、色が白く、生え際が美しく、胴はふつうの人より長い」とあります。

胴長のほかは現代の美意識と変わらないようです。

Category: 風習  | Tags:
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