Author:
• 土曜日, 6月 01st, 2013




競馬の起源は古く、ギリシャ時代にまでさかのぼる。
ホーマーの有名な叙事詩「イリアッド」に出てくる戦車競馬が、文献にあらわれる最初の競馬で、紀元前1000年の昔から行なわれていたらしい。
その後、古代オリンピックの競技種目に加えられてスポーツ化した。
しかし、現在のような近代競馬は、十七世紀ごろイギリスで始まった。
イギリスの王室は、歴代ほとんど例外なく熱心な競馬ファンで、それにならって貴族たちも、それぞれの持ち馬を競争させあって、優秀な子孫を育てようと努めた。
競馬が「キング。オブ。ザ・スポーツ」と呼ばれるのは、ここからきている。
競騰の花は、いわゆる五大クラシック(千ギニー、二千ギニー、オークス、ダービー、セントレジャー)。
日本ではこれを輸入して、桜花賞、皐月賞、オークス、ダービー、菊花賞と名づけている)だが、この体系が整ったのは19世紀初頭である。
それと前後して、競馬成績書(レーシング・カレンダー)が1773年以来毎日、また血統登録書(ゼネラル・スタッドブック)が1793年から4年ごとに、いずれも欠かさず発行されるようになった。
イギリスから競馬を輪入した国はすぺてこれに従っており、いつの時代のどの馬でも、成績、血統がわかる仕組みになっている。
日本で最初に洋式競馬が行なわれたのは、文久元年(1861)。
横浜の元町で外人が主体になって、シナ馬と日本馬によるレースを行なった。
明治6年には明治天皇が横浜でレーズをご観戦、賞品を出された。
明治天鬼は非常に熱心に馬産改良のための競馬を保護奨励された。
明治21年に初めて馬券が発売されたが、過熱しすぎて41年に発売禁止となり、大正12年に復活(馬券1枚20円で金持以外は手を出せないようにし、配当も十倍までに制限)、昭和7年の第1回日本ダービー(目黒競罵場)を経て、16年には戦前における最盛期を迎えた。
やがて戦争で中断、21年に再開され、今日にいたっている。

Category: スポーツ
You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Both comments and pings are currently closed.

Comments are closed.