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• 日曜日, 5月 26th, 2013




「義理と人情のしがらみ」「これも浮世のしがらみだ」といえば約束事だのの意味で、ひきとめるものやまといつくもののことを「しがらみ」という。
もとの意味は、水流を塞きとめるために、杭を打ちならべて、これに竹木や柴などを渡した柵のことをいう。
『万葉集』には、「明日香川しがらみ渡し塞かませば、流るる水も長閑にかあらまし」とある。
ちなみに、このころの柵は、木石などで作っていたようだ。
そこから転じて、物ごとをせきとめるもの、ひきとめるもの、まつわりつくもののことをいうようになった。
本来の柵は、自分でせきとめようとして作るものだが、今では多分に外的な事情で自分を縛るものを「しがらみ」ということが多い。
たとえば、マージャン、酒なども、これも浮世のしがらみだなどと、義理や約束ごとの意味でつかっている。
そのほうがなにかと都合もよく、現代語として大いに活用されている模様だ。

Category: 言語
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